この記事では、ヒゲを構成している成分と、ヒゲを薄くする成分について解説していきます。
かなり短めですが、ぜひとも参考にしてみてください。
ヒゲの構成成分は?
ケラチンと呼ばれるたんぱく質が、ヒゲの約90%を占めています。
ケラチンは、たとえば爪であったり、あるいは動物のツノや爬虫類・鳥類の鱗であったりを形成する要素でもあります。
要するにタンパク質なので、食べ物で言うと肉や卵などを摂取することでヒゲの養分となるわけですね。
摂取したタンパク質が体内のアミノ酸に分解され、ケラチンが生成されます。
ケラチンになる過程で必要になる栄養素は、ビタミンB6と亜鉛の2種類です。
ちなみに、これはヒゲだけでなく他の体毛(髪の毛など)にも共通していることですので、たとえばヒゲを薄くしたいからと言って、その元となるタンパク質や亜鉛を絶とうとしても無意味です。
たしかにヒゲは伸びにくくなるかもしれませんが、その前に栄養不足で倒れます。やめておきましょう。
ヒゲを薄くする成分は?
ヒゲの成分はケラチンですが、ではヒゲを薄くするような成分はあるのでしょうか。
さきほども書いたように、ヒゲを薄くしたいがためにタンパク質や亜鉛といった基本的な栄養素を絶つのは危険です。
そんなリスキーなことをするくらいなら、ヒゲの毛根に作用する成分を摂取したり、あるいは直接肌に塗ったりする方がまだマシだと思います。
具体的には、エストロゲンなんかが体毛を薄くする成分として注目されています。簡単に言うと女性ホルモンですね。
食べ物でいうと、大豆に含まれるイソフラボンという成分が、エストロゲンに限りなく近い働きをすることで有名です。
大豆の他にも、ザクロやガウクルア、アロエなどがエストロゲンと類似した成分を含んでいるので、ヒゲを薄くするには良いかもしれません。
ちなみに、化粧水やシェイブローション等でいうと、パイナップル豆乳ローションやゼロファクタ―なんかが代表例ですね。
他にも、ヒゲを薄くする・柔らかくする・細くする効果が期待できるクリームやローションはたくさんあります。
詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。




おわりに…ヒゲを薄くしたい人へ。
今回は、ヒゲの構成要素と、ヒゲを薄くする成分について書いてみました。
最後の方にも書きましたが、ヒゲを薄くする成分を含んだローションやクリームといったものは、既にいくつもの種類が開発され、販売されています。
が、実際問題、そういった化粧水の類でヒゲが薄くなるかというと、正直そこまで大きな効果は得られません。
本気でヒゲを薄くしたい…というより、無くしたい!という方は、やっぱり脱毛器や脱毛サロン・クリニックで脱毛するのが最良の手段ですね。


もちろん、個々の経済的な問題もありますし、中には学生さんもいらっしゃるかもしれません。
ただ、自分が「いくらまでなら使えるのか」ということさえ明確になっていれば、あとはその予算の範囲内で一番良い対策をとって実行すれば、多少の効果は期待できると思います。
TOPページの記事では、ヒゲを薄くする方法(抑毛)と、無くす方法(脱毛)の全てを、予算別にまとめてあります。
0円で出来る対策もあれば、1万円以内で出来る方法も載せていますので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!