ヒゲと髪の毛は、同じ体毛ですが、いくつかの違いがあります。
一番わかりやすい違いと言えば、髪は男女問わず生えてくるのに対し、ヒゲは主に男性に生えてくるということでしょうか。
あるいは、髪の毛は鼻から上に生え、ヒゲは鼻から下に生えるといったような、見れば一発でわかる違いですね。
両者にはこの他にもいくつかの違いがありますので、順に説明していきましょう。
ヒゲは性毛 髪は無性毛
まず明確な違いとして、ヒゲはホルモンの影響を受けますが、髪はほとんど影響を受けません。
性毛とは、思春期以降に発毛する体毛の総称です。
男性だけに生える「男性毛」と男女の両方に生える「両性毛」がありますが、ヒゲの場合は「男性毛」の一種ですね。
それに対し、髪の毛は性ホルモンの影響を受けにくい毛なので、無性毛と呼ばれています。
ちなみに全身の体毛を分類で分けると、以下のようになります。
- 男性毛…ヒゲ・胸毛・陰毛上部(ギャランドゥ)・背毛など
- 両性毛…腋毛・陰毛など
- 無性毛…髪の毛・まゆげ・まつげ・すね毛・腕の毛など
ヒゲは数か月 髪は数年
ヒゲと髪の毛では、毛が生え変わるサイクルが違います。
いわゆる毛周期と呼ばれるサイクルですね。
人により個人差があるので一概には言えませんが、毛周期は以下のような違いがあります。
- ヒゲの毛周期 → 12週間(3か月)前後
- 髪の毛周期 → 男性が3~5年、女性が4~6年
間違いなく言えることは、ヒゲの毛周期の方が圧倒的に短く、髪の毛は長い、ということですね。
で、毛周期が違うということは、言い換えれば伸びる速さも違う…ということになります。
ヒゲの毛周期に関して、もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

ヒゲは濃くなる 髪は抜ける
おそらくこれが実質両者の最大の違いであり、世の男性の悩みの種でもあると思います。
男性ホルモンやストレスの影響もあり、年を重ねていくごとに髪の毛は薄くなり、ヒゲは濃くなっていきます。
この根本的な原因はわかっていません。
男性ホルモンすなわちテストステロンには、骨や筋肉の強度を維持したり、健康を維持したり、あるいは判断力・決断力・モチベーションの向上といった多大なメリットがあります。
しかしながら、唯一、ヒゲと髪に対してはネガティブな働きをしてしまうのです。
そして多くの男性が、次の項目のような認識をするようになってしまいます。
ヒゲは邪魔 髪は大切
これですね。
もちろん中には、ヒゲが似合う人、ヒゲでオシャレする人、ヒゲ大好きな人がいますが、ヒゲが濃すぎる場合、大抵ヒゲは邪魔モノ扱いされますし、髪の毛に関しても、抜け毛で嬉しい人なんて存在しません。
したがって、ヒゲの場合は脱毛クリニック・サロンや抑毛グッズといった商売が成り立ち、髪の毛の場合は育毛剤や育毛クリニック・サロンが存在するわけですね。
私自身も認めたくありませんが少しずつ髪の毛が後退し始めています。髪を洗う時もスカルプシャンプーを使用し、出来る限り大切にケアをするように心がけています。
ヒゲには関してはあまりにも濃すぎるので、あらゆる抑毛グッズ・脱毛方法を模索し続けています。
世の男性諸君には辛い現実が待ち構えていますが、共に頑張りましょう。
おわりに
今回はヒゲと髪の毛の違いをまとめてみました。
当サイトでは、ヒゲに関する知識や情報、脱毛・抑毛の体験談などを書きまくっています。
ヒゲが濃くて悩んでいる方は、ぜひとも以下の記事を参考にしてみてください。




お金をかければヒゲは確実に無くすことが出来ますし、お金をかけなくても出来る対策もいくつかあります。
ちなみに髪の毛に関しては、当サイトでは取り扱っていませんので、悪しからず。