濃いヒゲを目立たなくするための方法はたくさんあります。
脱毛、抑毛、除毛、化粧で隠す…など、やり方は多岐に渡ります。
ただ、脱毛をする…となると、どうしても数万円~10数万円単位のお金がかかってしまいますし、
抑毛の化粧水やローションを使用したところで、効果はたかが知れています。
そこで考えたのが、
という突飛なアイディア。
実はこれ、私が青髭に悩む高校生時代に考えた方法なのですが、そんなことって可能なんでしょうか?
ちょっと危険な香りがしますが、実際にやってみて検証しましょう。
除毛クリームでヒゲを溶かそうとしてみた
ヒゲはケラチンというタンパク質が主成分です。
ですからタンパク質を溶かす成分の物があれば、ヒゲは見事に消え去るということです。
たとえば塩酸とかね。
ただ、塩酸だとたしかにヒゲは溶けますが、そのまま命も溶けてしまいますので絶対にやめましょう。
「溶かす」という表現だと大袈裟ですが、たとえばタンパク質を溶かすことができて、なおかつ医薬部外品として認可されているものとしてチオグリコール酸カルシウムという成分があります。
これを主成分としているのが、除毛クリームです。
除毛クリームっていうのは、すね毛とかに塗りたくって、数分放置して、タオルで拭き取ったら毛が全部なくなったー!!っていうアレです。
アレをヒゲに使えばいいんですよ。
で、実際にそれをやってみたのが以下の記事。

上の記事内容を端的に説明すると、すね毛は溶かすことに成功したけど、濃いヒゲには効果が無かった!というお話ですね。
ヒゲが薄ければ溶かすことも可能
除毛クリームでヒゲを溶かすことは不可能だった!というのは私自身の体験談の話。
そもそも、プロフィールにも書いてありますが、私は筋金入りのヒゲオヤジです。
中学生の頃からヒゲが生え始め、社会人になる頃には一本一本がまるで鋼のようなヒゲに成長していたのですから。
そんなヒゲを溶かすことは、いかにチオグリコール酸カルシウムといえども難しかったのでしょう。
もしあなたがヒゲの薄い人間であれば、除毛クリームでヒゲを溶かし、ツルツルになることも夢ではありません。
Youtubeで似たようなことをやって、成功させている人がいましたのでここに載せさせていただきますね。
この人の場合、ヒゲがかなり薄いです。
だからすね毛と同じようにスルリと抜け落ちたんでしょうが、基本的にヒゲが濃い人には除毛クリームは向かないような気がしますね。
ヒゲを溶かしても、薄くなることはない
勘違いしている人がいると困るので書いておきますが、
除毛クリームは、毛を一時的に取り除く効果があるだけで、決して毛が薄くなるわけではありません。
そこだけ間違えないようにしておきましょう。
毛が全部抜け落ちても、数日後にはまたすぐに毛が生えてきます。
毛根を消滅させることは、レーザーによる医療脱毛でない限りは不可能なのです。
そもそも除毛クリームは顔に使ってはいけない!
最後に、ここまで書いておいて今更ですが、
そもそも除毛クリームを顔(=ヒゲ)に使うことは禁止されています。
顔は、身体の他の部位と違い、肌が特にデリケートで傷つきやすいのです。
自分で使っておいて言うのも何ですが、たんぱく質を溶かすような成分をデリケートな顔に塗るのは、非常に危険な行為です。
除毛クリームを使うことで顔に傷・肌荒れ・シミが出来てしまう恐れがある上に、
口や目に入ると何かしらの傷害を負ってしまう可能性もあるのです。
あなたがヒゲを無くしたい!と願うのは、人目を気にするからこそだと思いますが、
それが原因で顔に後遺症が残ってしまっては元も子ありません。
私の場合は便宜上、危険を承知で顔に使いましたが、やはり使用後は肌のヒリヒリが続きましたし、翌日には肌荒れの症状も見られました。
正直こんなことをするくらいなら、BBクリームで青髭を隠したり、家庭用脱毛器で地道に脱毛する方がずっとマシです。


除毛クリームの使用説明書にも明記されていますので、よほどのことが無い限り顔に使用するのはやめておきましょう。
おわりに
「ヒゲを溶かす」というアイディアは、一見すると手っ取り早くて青髭対策としての効果が期待できそうですが、一時的な対処法でしかない上に、リスクが大きすぎるのでオススメはできません。
濃いヒゲをどうしても何とかしたいのであれば、時間とお金はかかりますが、やっぱり脱毛しかありません。
たとえば明日にでもヒゲを目立たなくしたい!というのであれば、先述したようにBBクリームで青髭を隠すという安全な対処法もあります。
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気になる方は、ぜひTOPページの記事にも目を通してみてくださいね。
きっと、あなたにぴったりの脱毛・抑毛方法が見つかるはずです。