高校時代から本格的にヒゲが濃くなり始めた私は、ある日鏡を見てみると自分の顔が全体的に青々しくなっていることに気が付き、愕然としたことを今でも強烈に覚えています。
その後、大学へ行き、社会人になった現在でも顔の青さは同じどころか、年々青さは増していき、今ではもはや藍より青し。(詳しくはプロフィール参照)
このヒゲが青くなる現象は、肌が色白であることと、成長期・休止期などの毛がその肌から透けて見えることで起きるわけですが…
その原因の一つに埋没毛というものがあります。
埋没毛を放置し続けてしまうと、結果として私のようにスーパー髭おじさんが完成してしまいます。
というわけで今回は、ヒゲの埋没毛について、私が知っている限りの知識を語っていこうと思います。
タイトルとは主旨がズレていますがご容赦ください。
埋没毛(埋もれ毛)とは
埋没毛(埋もれ毛)とは、読んで字のごとく、何らかの理由で肌に埋もれてしまっている毛のことを指します。
当然、ヒゲだけでなく髪の毛やわき毛など、全身の体毛で起こりうる現象です。
ただ、何の処理もしていない長い毛で埋没毛になることはそうそうありません。
多くはムダ毛処理をし、短くなった毛が再び伸びる際になかなか肌から飛び出してこない…といった具合で、埋没毛が出来上がります。
この埋没毛、人目につかない箇所や大量に毛が生えている箇所であれば問題無いのですが、ヒゲの場合は「顔」ですから、めちゃくちゃ目立ちます。
それも、冒頭に書いたように黒ではなく、青いんです。最悪です。
なんで青くなるねん、と思う方もいらっしゃるでしょうが、どうやら肌の色素を通すとどういうわけか青くなってしまうみたいですね。
埋没毛の原因
埋没毛が発生してしまう原因はいくつか考えられますが、理由はただ一つ。
ズバリ、肌を傷つけているからです。
肌が傷ついて、傷跡が出来る
↓
傷跡が出来ると、肌を再生させようと薄い膜を張る
↓
その膜が、毛穴を塞ぐ
↓
結果的に、毛穴の中にある毛(ヒゲ)が、肌の中に閉じ込められてしまう
埋没毛の流れは、ざっくりこんな感じ。
こんな風に思った方。
本当に傷つけていないと断言できますか?
ヒゲ処理の過程で肌を傷つけてしまう行為は、私が思いつくだけでも以下のようなものがあります。
- シェーバーによるヒゲ剃り(特に逆剃り)
- ヒゲを抜く行為
- 除毛クリーム
- 脱毛テープ
さすがにヒゲに除毛クリームやテープを使用する人はいないと思いますが、
ヒゲ剃りは間違いなく皆さんやっているでしょうし、中にはヒゲを抜いている人だっているかもしれません。
この中で一番危険なのはヒゲを抜くという行為ですね。
埋没毛だけでなく、肌の色が汚くなってしまう色素沈着という現象にもつながりかねないので、ヒゲは絶対に抜かないようにしましょう。

埋没毛の治し方
さて次に埋没毛の治し方についてですが、実に簡単な話で、肌を傷つける行為をやめれば治ります。
ヒゲで言うと、ヒゲを抜いたり、剃ったりする行為を止めれば解決する、というわけです。
と、言われても困りますよね。
ヒゲを抜くのはまだしも、ヒゲ剃りはヒゲが生えている限り必ずやり続けなければならないからです。
では、埋没毛を治すのは無理なのか?というと、そんなこともありません。
正しいヒゲ剃りと、ヒゲ剃り後のケアをしっかりしていれば、確実に埋没毛は減っていきます。
具体的に言うと、
- ヒゲ剃り前に、肌を水やぬるま湯で濡らし、ヒゲに水分を与え柔らかくする
- ヒゲ剃りは肌を傷つけやすいT字ではなく、電気シェーバーを使用した方が良い
- ヒゲ剃りは順剃り→逆剃りの手順でやること
- ヒゲ剃りの後は、アフターシェーブローション(化粧水)と、出来れば乳液を使用
ざっくりとした説明ですが、だいたいこんな感じで丁寧にヒゲを剃っていれば、埋没毛は発生しにくくなります。
大事なのは、実は①ヒゲ剃り前の準備と、④ヒゲ剃り後のケアですね。
これをやるのとやらないのでは、肌の状態が全然違ってきます。
ヒゲ剃り後の化粧水については、パイナップル豆乳ローションなんかが肌に優しく埋没毛にも効果があると言われているのでオススメです。
あとは、NULL アフターシェーブローションなんかもオススメです。抑毛効果があるのでヒゲが伸びにくくなります。
ヒゲ脱毛して埋没毛を消滅させよう
と、ここまで埋没毛の治し方を解説してみましたが、残念ながらヒゲの場合、「ヒゲを剃る」という行為をやめない限り、完全に埋没毛を無くすのはほとんど不可能です。
埋没毛を本当の本気で治したいのであれば、やはり脱毛しかありません。
脱毛をすれば、肌の中に残っている毛根まで消滅させることができますので、毛が埋もれる心配は無くなります。
かなりお金がかかりますが、背に腹は代えられません。
私も埋没毛(青髭)が凄く嫌だったので脱毛に踏み切りました。
ちなみに、脱毛には大きく分けると以下の2種類があります。
- 家庭用脱毛器を使用する
- 脱毛クリニック・サロンに通う
厳密に言うとクリニックとサロンも微妙に違うのですが、まあ要するに家でやるか通ってやるかの2択ですね。
安くてお手軽なのが家庭用脱毛器、高いけど確実にヒゲを無くせるのが脱毛クリニックです。
どの方法で脱毛するかは、あなたがお金をいくら使えるか、そしてどこに住んでいるか、時間がどのくらいあるか、など状況によって変わってくると思います。
脱毛の詳細に関しては、別記事にて解説していますので、興味がある方はぜひ一読を。



おわりに
ヒゲの埋没毛は、体毛の中でも最も目立つところ(顔)にあるので、色が青く見えることも相まって、結構悩みの原因になりうる問題だと思います。
無くすためにはまず肌を傷つけないことを意識することが大切。
そして、どうしても無くしたい場合は、やっぱり脱毛に踏み切るのが一番確実でしょうね。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!