「サラリーマンで営業をやっている場合、ヒゲを剃らなければならない」
いわばこれは「常識」や「暗黙の了解」の範疇です。
法律で制定されているわけでもなければ、会社の規定に定められているわけでもありませんから、強制することはできません。
私自身、現在は会社員で営業職をやっていますが、とにかくヒゲが濃いので、毎朝ヒゲを必ず剃って出勤しています。
ヒゲを剃らずに会社へ行くと、先輩に「どうしたの、そのヒゲ」と驚かれたこともありました。
さすがに「剃れ!」と強制されたことはありませんが、2~3日ヒゲを放置したら確実に言われると思います。
そのくらいヒゲが濃いんです。(朝剃っても夕方には青くなるレベル)

でも、私に限らず、ヒゲのせいで煩わしい思いをしている人って結構いると思うんですよね。
ヒゲが嫌なら脱毛すれば解決する話なんですが、そんなに単純な話ではありません。
ヒゲを剃るのがめんどくさいだけの人や、実はヒゲを生やして出勤したい人など、色々な人がいるはずです。
そこでこの記事では、なぜ我々サラリーマンがヒゲを剃らなければならないのか、そして会社員でヒゲを生やしたい人あるいはヒゲを脱毛したい人に向けて、それぞれアドバイスしてみようと思います。
サラリーマンでヒゲについて悩んでいる人は、ぜひ一読してみてください。
目次
サラリーマンがヒゲを剃らなければならない理由
私たち会社員がヒゲを剃らなければならない理由…
それは、一言で言うと、社員(特に営業)は会社のイメージを背負っているからです。
ただそれだけの理由です。
冒頭に書いたように、法律で決まっているわけではありません。
「ヒゲを生やしているからと言って、イメージが悪くなるとは限らないんじゃない?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、世間一般の「ヒゲ」に対する印象はすこぶる悪いという現実があります。
以前、ランサーズというWEBサービスで女性300人を対象に「ヒゲが濃い人の印象」についてアンケートを取ったところ、
なんと300人中223人が「印象が悪い」との回答だったのです。

中には、「ヒゲを剃っていても、肌が青っぽいだけで不潔に見える」という辛辣な意見もありました。
いくら私たちが「別にヒゲ生やしてたって問題無いだろ!」と思っていても、
周りの人にとって決して良い印象は持たれていないのです。
会社側がヒゲ剃りを強要することは(本来は)不可能
さて、いくら「ヒゲの印象が悪い」と言っても、だからといって絶対にヒゲを剃らなければいけないというわけではありません。
最初に書いたように、あくまでもそれは暗黙の了解、そして常識の範疇であって、会社規定に定められているわけではないからです。
会社規定には、おそらく「服装規定」などは存在するかもしれませんが、「ヒゲ」に関する記述はされていないはずです。
このことに関しては、かつて会社と社員の間で裁判沙汰になったケースがありました。
いわゆる「ヒゲ裁判」という裁判です。
詳しく解説すると長くなるので端折りますが、超簡単に説明すると、
ヒゲを伸ばしたい社員 VS ヒゲを剃ってほしい会社側
という構図で、結果的にヒゲを生やした社員が勝訴した!というお話です。(詳しくはこちらのサイトを参照)
このような前例もあるくらいですが、間違いなくヒゲを生やす権利はありますし、会社側も本来はヒゲ剃りを強要すればそれは現代で言うところの「パワハラ」に該当するはずなのです。
どうしてもヒゲを生やしたいのであれば…
さて、ここまで読んで、あなたは会社員として「ヒゲ」をどうするべきだと考えますか?
「まぁ、印象が悪いなら、仕方ねぇな、毎日ちゃんと剃るか…。」と思う人もいれば
「俺は絶対にヒゲを剃らねぇ!ヒゲを伸ばす権利があるはずだ!」と捉える人もいるでしょう。
どちらも正解なので、自信を持っていただいて構わないのですが
「ヒゲを剃らない」「ヒゲを伸ばす」と判断された場合、周りからの視線や先輩・上司の顰蹙を買うことも充分に考えられます。
そこで、社会人として「ヒゲ」と共に生きる上で、どのような心持ちで対策を練っていけばいいか、ちょっと考えてみましょう。
①鋼メンタルで上司に何を言われても気にしない
これが出来れば苦労しないのかもしれませんが、「ヒゲを伸ばす!」と決めたのであれば、これくらいの気概は持っていてほしいものです。
前述したように周囲の人にも嫌がられる可能性がありますが、自分を貫き、素晴らしい仕事をこなし続ければ、ヒゲに関係なくいずれ認められる日がくるでしょう。
②有無を言わさぬオシャレ髭で周りを黙らせる
単に「ヒゲを生やす」といっても、単純に伸ばしただけのヒゲと、しっかり整えてカッコよくオシャレにまとめたヒゲでは雲泥の差です。
ヒゲでオシャレをすることができれば、あなたの印象はむしろ良くなる可能性すらあるのです。
最終的にヒゲがあなたのトレードマークとなり、社内・社外問わずに慕われる存在になれるかもしれません。
③ヒゲを生やしてもOKな業種に転職する
「ヒゲは個性だ!個性を受け入れられない会社なんかこっちから御免だ!!」という考え方。
商社やメーカーといった業界ではヒゲは受け入れられ難いですが、アパレルや建築、芸能関係の業界では比較的ヒゲおじさんが多いような気がします。
業界全体でヒゲが許容されているのであれば、何の抵抗もなくヒゲを伸ばせるのではないでしょうか。
脱毛・抑毛という手段もアリ
ここまでは、ヒゲを生やしたい・伸ばしたい人の視点で対策を考えてみましたが、
「ヒゲはいらない!邪魔!」と考えている人向けに脱毛・抑毛のススメを書いていきます。
ヒゲを無くすためには、いくつかの方法がありますが、大きく分けると以下の3つに絞られます。※()内は参考予算
①抑毛ローション(化粧水)を使用する(3,000円~)
②家庭用脱毛器を使う(1万~10万円前後)
③脱毛クリニック・サロンへ通う(3万円~)
ご自身の状況に、自分に合った方法を見つけると良いでしょう。
詳しくは、以下の記事で解説していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。



おわりに
今回は、サラリーマンのヒゲについて、私なりの見解と対策をまとめてみました。
本文中にも書きましたが、最終的には周囲からの印象という問題になってしまうので、いくら自分で「良い!」と思っていても、社会で生きていく限り難しいものです。
☆ヒゲを伸ばしたいのであれば、極力身だしなみを整えて印象を良くしよう!
☆ヒゲが必要無いと思うのであれば、脱毛・抑毛を!
結論としてはこんなところでしょうか。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。