以前、ヒゲが濃くなる要因の一つとして生活習慣の乱れというものを挙げましたので、この記事ではその生活習慣について簡単に解説していこうと思います。
生活習慣というと、基本的な3大要素として、睡眠・食事(栄養)・運動が思い浮かぶと思います。
と言い放ちたいところですが、
生活習慣の乱れはそもそもホルモンに対し多大な影響を及ぼしますので、ヒゲが男性ホルモンの影響を受ける性毛の一種である限り、生活習慣が無関係とは言い切れないのです。
というわけでございまして、ヒゲと睡眠・食事・運動の関係について順に解説していくことにしましょう。
ヒゲと睡眠の関係
まずは睡眠について。
実は、睡眠に関しては、ヒゲの伸びや太さに直接的な影響を与えるといったデータや論文が存在しません。
よって、睡眠はヒゲと無関係…と言いたいところなのですが、冒頭でも言及したように、ヒゲは男性ホルモン(テストステロン)の影響を受けます。
質の良い睡眠が充分に取れていない場合、ストレスを感じたりホルモンバランスが崩れることに繋がります。
テストステロンは、わかりやすく言うとヒゲに対して「伸びろ!」と指示をする司令塔としての役割を果たしていますので、睡眠不足の場合はヒゲにも何かしらの影響が及ぶと考えるのが普通です。
私の個人的な感覚ですが、睡眠が不足しているときはなんとなくヒゲがいつもより濃く、青くなるような印象がありますし、実際に周りの人たちにも「今日ヒゲ濃いね」と言われたりします。
もちろん寝不足の時は肌の調子も悪く、血行不良やヒゲの剃り残しといった原因もありますが、ヒゲ自体にも何かしらの影響を与えているような気がします。
ヒゲと男性ホルモンの関係については、以下の記事を参考にしてみてください。

ヒゲと食事の関係
食事(栄養)については、睡眠のように間接的なものではなく、直接的にヒゲの伸びる量に関わってきます。
簡単に言うと、偏った食生活をしてしまうと、ヒゲの伸びが促進されるのです。
具体的には高たんぱく・高脂質の食事を継続することでヒゲの伸び率が増大します。
また、そのような食生活をしていくと、ヒゲの伸びの量に対し、頭髪は伸びの抑制・脱毛が起きてしまうこともわかっています。
※ヒゲと食生活の関係については、もう少し掘り下げて考察したいので別記事にまとめています。

ヒゲと運動の関係
最後に運動についてですが、こちらも運動はヒゲの伸びを抑えることが研究によって明らかになっています。
注意していただきたいのは、運動によってヒゲが薄くなるわけではなく、伸びが抑えられるという点です。
ある程度の運動をすれば、ヒゲが伸びにくくなるわけですね。
もしこれを読んでいるヒゲもじゃ男性諸君が普段運動をする機会がある場合、運動をする日としない日の夕方のヒゲの伸びに着目してみてください。
ひょっとしたら運動をした日は「いつもより短いかも?」と感じるかもしれません。(実際はほとんど見た目では違いがありませんが)
さて、ヒゲと運動の関係に関しても、根拠となるデータを示すとまだまだ長くなりそうなので、別記事を用意しました。

興味がある方はどうぞ読んでみてくださいね。
おわりに
ヒゲは生活習慣と密接に関連していることがお分かりいただけたでしょうか?
少なくとも明確なデータが存在している限り、全くの無関係ではないということは間違いありません。
ただし、生活習慣はあくまでも体全体の調子に大きく関係しているだけであって、ヒゲの量や太さ自体にはほとんど関係が無いものと思われます。
たとえば「朝剃ったのに夕方になるとヒゲがボーボーになるから何とかしたい!」と考えるのであれば、生活習慣を見直すことは正しい行為です。
なぜなら、生活習慣を良くすることで「ヒゲが伸びにくくなる」という効果が得られるからです。
しかし、もっと根本的に「ヒゲを薄くしたい・無くしたい」と考えるのであれば、それ相応の対策をとる必要があります。
いわゆるヒゲ脱毛というやつですね。
当サイトでは、予算別・地域別・方法別といった色々な視点から、ヒゲの脱毛方法について研究し、まとめています。
私自身の体験談もたくさん載せていますので、ぜひ参考にしていただき、自分にあった脱毛方法を探してみてください。