この記事では、ヒゲの種類についてまとめてみます。
ヒゲを整えてオシャレをしたい場合や、部分的に脱毛・抑毛したい場合など、覚えておいた方がいいポイントもあると思います。
写真を用いてなるべくわかりやすく端的に説明していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
髭・鬚・髯の違い
パソコンやスマホで「ひげ」と打ち込んで変換しようとすると、3つの漢字が出てきます。
髭・鬚・髯ですが、これらは全て「ひげ」と呼びます。
それぞれの違いを挙げると
- 髭:口ヒゲ
- 鬚:あごヒゲ
- 髯:頬ヒゲ
となりますね。
一般的に、漢字のヒゲとして使われることが多いのは口ヒゲの「髭」ですが、実はそれぞれ以上のような意味の違いがあったのですね。
英語でも、口ヒゲがムスタッシュ、あごヒゲがビアード、頬ヒゲがサイドバーンという風に呼び分けされます。
以上のことから、一口に「ヒゲ」といっても、3種類それぞれ別名で考えられているということがわかると思います。
ヒゲの種類一覧
ヒゲの種類は、大きく分けると、上記の3種類(髭・鬚・髯)から成ります。
それぞれのヒゲがどのようなものなのか、簡単に解説していきますね。
より詳しく知りたい方は、別個に記事を用意していますので、そちらを参照にしてみてください。
口ヒゲ(髭)

上唇の上、鼻下に生えてくるヒゲのことです。
漢字で書くと「髭」、英語では「ムスタッシュ(mustache)」と呼ばれています。
ヒゲの歴史の中でも、大流行した時代に権力や富の象徴として生やしていた人物が多いです。
口ヒゲのスタイルとしては、カイゼル髭やどじょう髭、ちょび髭などがあります。
口ヒゲについて、詳しくは以下の記事を参照。

あごヒゲ(鬚)

あごに生えてくるヒゲのことです。
漢字で書くと「鬚」、英語では「ビアード(beard)」と呼ばれます。
あごヒゲを更に細分化させると、あごヒゲ・アゴ下のヒゲ・頬ヒゲ(首ヒゲ)といったものが存在します。
また、あごヒゲのスタイルとしては、フジ、ヴァンダイク、やぎ髭といった様々な形態があります。
あごヒゲについて、詳しくは以下の記事を参照。

頬ヒゲ(髯)

文字通り、頬に生えてくる毛のことを呼びます。
漢字にすると「髯」、英語にすると「サイドバーン(sideburn)」です。
上記の写真のように、もみあげの延長上にあるような毛も頬ヒゲに分類されますが、サイドバーンと呼ばれることがほとんどです。
逆に、頬にある毛がサイドバーンと呼ばれることはほとんどありません。
したがって、頬ひげ=サイドバーンと訳されますが、厳密には種類が違うヒゲと考えた方が良いでしょう。
頬ヒゲについて、詳細は以下の記事を参照。

その他のヒゲ
上記ヒゲの他にも、ラウンド髭やカストロ髭、無精髭といったものが存在しますが、いずれも厳密に言えば、上記の3種類のヒゲに所属することが多いです。
たとえば、無精髭とは剃られずにそのまま残っているヒゲのことを指しますが、あくまでも剃られずに放置されているという「状態」のことを示すため、口ヒゲやあごヒゲ、頬ヒゲと同じになりうるのです。
ラウンド髭は口の周りを囲っているヒゲのことですので、一部は口ヒゲ、また一部はあごヒゲと言うこともできますね。
おわりに
今回は、ヒゲの種類について、端的にまとめてみました。
一口に「ヒゲ」といっても、その種類・スタイルは様々です。
当サイトでは、それぞれのヒゲの形や、ヒゲの仕組み・構造、そして脱毛・抑毛方法に関する情報を発信しています。
興味がある方は、ぜひ他の記事にも目を通してみてくださいね。