嗚呼、かくも邪魔なヒゲたちよ。

いきなりですが私の汚いヒゲを見てください。

ヒゲが濃い同志ならわかってくれると思いますが、金曜の朝ヒゲを剃っても、土日で放置するとネアンデルタール人みたいな風貌になります。

ネアンデルタール人っていうのはちょっと盛り過ぎましたが、1か月くらい放置すれば余裕で原始人になれる自信があります。
詳しくはプロフィールを読んでいただければ伝わると思いますが、私は中学1年生(12歳)の頃から15年以上、ずっとヒゲに悩まされてきました。
そしてそんな悩める日々の中で、私は色々な青髭対策を考え、実行してきました。
・生活習慣の改善→効果無し
・男性ホルモンの調整→効果無し
・化粧でヒゲを隠す→アリっちゃアリ
・ヒゲを抜く→多過ぎて無理
・除毛クリームを塗る→ヒゲには使えない
・抑毛ローションを塗る→微妙(後述)
・家庭用脱毛器を使用する→まあまあ(後述)
・脱毛クリニックに通う →今ココ!
まあ結論から言うと、ヒゲと決別したいなら、脱毛クリニックで医療脱毛するしかありません。

わかってはいましたが、ここに辿り着くのに15年も費やしてしまいました。
ただ、その遠回りのおかげで、ヒゲ脱毛に関する様々な知識が身につきました。
正直、私はもう脱毛クリニックで医療脱毛を済ませればヒゲと完全に決別できる段階なのですが、
「それで終わり!」ではあまりにもあっけない。
こんな思いから、当サイト【ひげ研究所】を作ることになりました。
というわけでこのサイトでは、ヒゲに関する基礎知識から、抑毛・減毛・除毛・脱毛方法について、私自身の経験を基に、徹底的に解説していきます。
目次
どうやってヒゲを薄くするか
早速ですが、シンプルに「ヒゲを薄くする/無くす」ために、何をすればいいのか?ということを考えてみましょう。
一定の効果が得られるのは以下のような方法です。
①脱毛クリニックで医療脱毛(3万円~10万円以上)
②脱毛サロンで光orニードル脱毛(10万円~50万円以上)
③家庭用脱毛器(1万~10万円くらい)
また、「薄くなる」とまでは言えませんが、以下の方法で「ヒゲを目立たないようにする」ことが可能です。
①抑毛ローション(1本5,000円前後)
②除毛クリーム(3,000円前後 ※非推奨)
③BBクリームで化粧(1,000~3,000円くらい)
こうしてみると、ヒゲを薄くしたり目立たなくする方法とその費用は多岐にわたっていることがわかると思います。
一つ一つの方法についてこれから解説していきますが、冒頭にも書いたように一番のオススメは医療脱毛です。
理由は、非常に高い確率でヒゲを無くすことが出来るのと、費用対効果が高い(コスパが良い)からですね。
もともとヒゲが薄い人であれば、10万円以内で脱毛を完了させることも十分に可能なのです。
ですから、もしヒゲ脱毛を考えていて、近くに通えそうな脱毛クリニックがある人は、まず医療脱毛を視野に入れることをオススメします。
ヒゲを薄くする方法(脱毛)
ここからは、ヒゲを薄くする方法、すなわちヒゲ脱毛について説明していきます。
さきほども書きましたが、ヒゲ脱毛の方法は大きく分けると以下の3通り。
- 脱毛クリニック
- 脱毛サロン
- 家庭用脱毛器
この3つです。
順番に解説していきますね。
①脱毛クリニック(医療脱毛)

・確実にヒゲを無くしたい人
・近くにクリニックがある人(都市部近郊に住んでいる人)
・とにかくヒゲが濃い人
脱毛クリニックというのは、医療機関のことです。いわば病院ですね。
クリニックでは、医療レーザー機の取り扱いが認められており、ヒゲの永久脱毛をすることが可能です。
代表的な脱毛クリニック
全国的に有名なメンズ脱毛クリニックは以下のとおり。
・湘南美容外科
・メンズリゼ
・ゴリラクリニック
・ドクターコバ
ちなみに私、これら4つのクリニックには全て実際に足を運んで、話を聞いてきました。
興味がある方は以下の記事をどうぞ。

もちろんこの4クリニックの他にも有名どころはたくさんありますし、地元にしかない優良なクリニックも多数存在しています。
が、とりあえず「どこに行けばわからん!」って方は、この4院が最初の候補になるのかな~って感じですね。
通う回数について
ヒゲの永久脱毛をするには、ヒゲが薄い人で10回程度、ヒゲが濃い人であれば15回~20回くらいは通う必要がある…と言われています。(もちろん個人差がありますが)
平均的な回数でいうと、12回~15回くらい…と考えれば問題無さそうです。
医療脱毛の回数や頻度、期間については、以下の記事で詳しく解説しています。

脱毛クリニックの料金相場
各クリニック用意しているコース(回数・部位)が異なる上に、ヒゲの濃さ・範囲といった個人差があるため、料金の単純比較は出来ませんが、様々な情報を加味して鑑みると、
ヒゲを「薄くする」→3万円~
完全にヒゲを「無くす」→10万円~
このくらいを目安に考えると良いでしょう。
私の場合は、まだ完了してはいませんが、ヒゲ全部位脱毛で17万円くらいかかる予定です。
さきほど挙げた4大クリニックでいうと、1回あたりの料金が一番安いのは、湘南美容クリニックですね。
ヒゲ3部位6回コースが30,350円とかなり安いです。
長期的に見て安いのは、「6回目以降100円」という破格のサービスを展開しているDr.コバやゴリラクリニック
です。
なお、ヒゲ医療脱毛の料金に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

おすすめの脱毛クリニックはどこ?
って言ったら怒られますよね。すんません。
個人的な意見としては、湘南美容クリニックあたりを選んでおけば失敗することは無いと思います。
まあ本音としては「どこでもOK!」なんですが
どこを選ぶにしろ、最初は無料カウンセリングに足を運ぶことから始まります。
先ほども書きましたが、私はドクターコバもゴリラクリニックも湘南もメンズリゼも、全部のカウンセリングに行きました。
「話だけ聞いて、雰囲気だけ感じ取って、見積もりしてもらって、結局行かない!」ってのも全然アリです。(むしろほとんどがそのパターンです)
なので、とりあえず「ここ気になるな~」って思ったクリニックは、とりあえずカウンセリングだけでも申し込んで、実際に行ってみましょう。
※おすすめの脱毛クリニックについては、以下の記事でランキング形式で紹介しています。

②脱毛サロン(エステ脱毛)
・オシャレヒゲ(デザインヒゲ)を目指す人
・近くにクリニックが無い人
・ほんの一部だけ脱毛したい人
脱毛サロンは、エステサロンの一種ですから、民間企業が運営しています。
民間の企業がエステサロンを運営し、そこで光脱毛(フラッシュ脱毛)や電気脱毛(ニードル脱毛)を施術する…というパターンですね。
医療法人の脱毛クリニックとは違い、レーザーによる永久脱毛をすることが出来ません。
もしサロンなのに「永久脱毛」を謳っている所があれば、それは違法となってしまいますので、ご注意ください。
永久脱毛が不可能であることや料金相場が高いといった点から、当サイトでは基本的には脱毛サロンでの脱毛はオススメしていません。
代表的な脱毛サロン
全国的に有名なヒゲ脱毛サロンは以下の通り。
・ダンディハウス
・メンズTBC
・リンクス
・BOWZU
こんなところでしょうか。
どれも結構有名なので、聞いたことがある!という方がほとんどだと思います。
特にダンディハウスやメンズTBC、リンクスあたりは北海道から九州まで全国に幅広く展開しているサロンなので、通いやすい人が多いかもしれませんね。
ちなみにダンディハウスとメンズTBCはニードル脱毛、リンクスとボウズは光脱毛なので、それぞれ少し毛色が異なります。
レーザー脱毛・光脱毛・ニードル脱毛それぞれの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

脱毛サロンの料金と回数について
次に、脱毛サロンの費用についてですが、こちらは光脱毛かニードル脱毛かによって料金が大きく異なります。
リンクスなどの光脱毛サロンでは、ヒゲを無くそうとすると最低でも15万~20万円以上は覚悟しておいた方が良いでしょう。
しかも永久脱毛ではありませんのでご注意を。
ダンディハウスやメンズTBCの場合はニードル脱毛なので「ヒゲ1本で〇円」といった換算方法となります。
ヒゲの本数は、濃い人で1c㎡あたり100本以上ありますから、金額的にすげえことになります。
全部無くそうと思うと、50万円とかいう恐ろしい見積もりが出ることもあります。
一本一本丁寧な施術を施すので、どちらかというと青髭を無くすより、「オシャレヒゲにしたい!」という人に向いていますね。
また、回数についてもレーザー脱毛の2~3倍の回数は通う必要があります。
光やニードルは、医療レーザーに比べて照射熱が弱いため、より多くの回数を重ねる必要があるからです。
③家庭用脱毛器

・近くにサロンやクリニックが無い人(地方に住んでいる人)
・自宅で自分のペースで好きな部位を脱毛させたい人
・費用を10万円以内に抑えたい人
クリニックやサロンといった通うタイプの脱毛の他に、自宅で好きな部位を自分のペースで脱毛できる家庭用脱毛器というものもあります。
近くに通える脱毛クリニック・サロンが無いよ!っていう人や、わざわざ通うのがめんどくさい!って人にはオススメですね。
代表的な家庭用脱毛器と価格について
有名な家庭用脱毛器で、なおかつ顔(頬から下)への使用が認められているのは、以下のとおり。
・ケノン
・トリア
・レイボーテ(ヤーマン)
・シルクエキスパート(ブラウン)
・ツーピーエス
・エピレタ(アイリスオーヤマ)
もちろんこの他にも脱毛器はたくさんありますが、有名どころだとこんな感じでしょうか。
価格は、一番安いエピレタが12,800円、最も有名なケノンで69,800円です。
下は1万円台で、高くても10万円以内…と考えておけば間違い無いと思います。
◎脱毛器ってヒゲに効果あるの?
一番気になるのは、「家庭用脱毛器はヒゲにも効果あるのか?」という点だと思います。
こればかりは実際に使ってみないとわからないので、私自身、自分で試してみることにしました。
具体的には、上に挙げた脱毛器のうち、ケノン・トリア・エピレタの3機種を購入し、半年~1年ほどかけて、自分のヒゲで試してみました。
その結果(ビフォーアフター)が、以下のとおり。



どうでしょうか?
割とわかりやすく効果が出ていますよね。
この中でも特にケノンはかなり脱毛効果が優れていました。
脱毛器の中でも一番有名なので、当然といえば当然かもしれません。
家庭用脱毛器による脱毛は、使用を中止してしばらく放置するとまた生えてきてしまいます。
せっかく数か月かけて脱毛させても、使用を継続しないとまた徐々にヒゲが伸びてきてしまいますので、そこだけは肝に銘じておきましょう。
なお、それぞれの脱毛器とその結果については以下の記事でまとめていますので、気になる方はどうぞ。

ヒゲを目立たなくする方法
ここからはヒゲを無くす・薄くする方法ではなく、濃いヒゲを目立たなくしたり、ヒゲを隠す方法についてまとめていきます。
ヒゲ脱毛とは違い、低予算で出来る方法ばかりなので比較的手が出しやすいと思います。
具体的には、
- 抑毛ローション(5,000円前後)
- 除毛クリーム(3,000円前後)
- BBクリームでヒゲ隠し(1,000円前後)
この3つです。
例のごとく全部実際に購入して試してみましたので、ぜひとも参考にしてみてください。
①抑毛ローション

・ヒゲがそこまで濃くはないが、気になる人
・お金があまり出せない人
・ヒゲ剃り負けや肌荒れが酷い人
抑毛ローションとは、ヒゲの伸びを遅くしたり、ヒゲを目立たなくする効果が期待できる化粧水のことです。
決して毛量を減らしたり、ヒゲを薄くできるわけではないので、注意してください。
要するに、抑毛ローションを塗り続けることで、朝ヒゲを剃ってから夕方帰宅するまでに伸びるヒゲの長さが短くなりますよ!ってことですね。
よく、インスタやTwitterの記事広告で「これを塗ったらヒゲが薄くなった!!」なんて大袈裟な広告がありますが、アレは全部嘘です。
化粧水塗るだけでヒゲが薄くなるんだったら誰も苦労しません。
さて、そんな抑毛ローションですが、私も6種類ほど実際に使って試してみたことがあります。

一番効果があったのは、NULLアフターシェーブローションですね。

ただし、NULLですと価格が5,000円くらいして割高なので、コスパを求める方にはパイナップル豆乳ローションをオススメします。
これもまあまあ効果が期待できますよ。

他にもゼロファクターやサラスキンという悪名高い有名な商品がありますが、基本的にヒゲを薄くする効果はありません。騙されないように!
②除毛クリーム(脱毛クリーム)

除毛クリームというのは、言い換えると毛そのものを根元から溶かすクリームのことです。
使い方としては、毛のある部分にクリームを均等に塗り、10分前後放置し、その後ティッシュ等で拭き取ります。
そうすると魔法のように毛が抜け落ちる…!という恐ろしいクリームです。
本来は顔への使用が認められていないため、個人的にはあまりオススメしません。(肌へのダメージが大きい)
また、仮に毛が抜け落ちたとしても、それはあくまでも一時的で、1~3日後にはまたすぐに生えてきてしまいます。
基本的にはオススメしませんが、どうしても緊急で一時的にヒゲを全て消し去りたいんだ・・・!という方には、選択肢の一つとしてアリかもしれませんね。
詳しくは、以下の記事で解説していますので興味があれば読んでみてください。

③BBクリーム(化粧)

最後に、BBクリームでヒゲを隠すという選択肢もあります。
簡単に言うと、お化粧ですね。
個人的には、除毛クリームよりも肌に優しく、値段的にも安く済むのでこちらがオススメです。
肌の色に近いクリームを塗りたくって、顔の青々しさを隠してしまおう!っていう作戦ですね。
文章で書いてもわかりにくいと思いますので、実際に私が使ってみた写真を載せておきます。

こんな感じで、汚いヒゲも自然な感じで隠すことが可能です。
BBクリームに関しても記事を用意しています。ぜひ参考にしてみてください。

おわりに
ヒゲを無くすための最善の方法は、前述したとおり、脱毛クリニックで医療レーザー脱毛をすることです。
しかしながら、人によっては脱毛クリニックに通えるお金が無かったり、距離的な問題で通えなかったり、そもそもわざわざ医療脱毛するほどヒゲが濃くない人だっているでしょう。
ヒゲの濃さ・ヒゲの範囲・住んでいる場所・使えるお金・使える時間…
これらは人によって全く状況が異なるため、必ずしも医療脱毛が一番良い!と断言することも出来ません。
様々な状況の人がいるからこそ、様々な脱毛・抑毛方法があります。
今、この文章を読んでいるあなたにとってどの方法がベストなのか…というのは私にはわかりません。
が、必要な情報さえ集めることが出来れば、どの方法が一番良いのかは自ずと見えてくるはずです。
当サイト【ひげ研究所】では、ヒゲに悩む全ての男性が求める情報を網羅できるよう、今後も記事を更新し続けていく予定ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※とりあえずヒゲ脱毛に関して迷っている人は湘南美容外科で無料カウンセリング受けに行ってみることをオススメします。
自身のヒゲの状態について、話を聞くだけでも世界が変わりますよ。