思い返すと、私がT字カミソリを使っていた10年間は常にヒゲ剃り負け(カミソリ負け)との闘いでした。
当時の写真を見てみると、常に顔には赤みがかった腫れ物(ニキビとは少し違う)があごヒゲ・口ヒゲ、そして頬全体に広がっていて、結構痛々しいです。
電気シェーバーを使い始めてからヒゲ剃り負けの頻度はかなり減りましたが、今でも少し油断して生活習慣が乱れると、ヒゲ剃りの時に出血したり肌荒れしたり…という具合で、未だにヒゲ剃り負けの悩みは絶えません。
ヒゲ剃り負けと戦い続けて約15年。
さすがにここまで経験年数が長くなってくると、どのように対処すべきか、またヒゲ剃り負けしないためにはどうすればよいのか、自分なりの対処法がわかってきました。
そこで、この記事では私と同じようにヒゲ剃り負けで苦しんでいる方向けに、ヒゲ剃り負けを治す方法、そしてヒゲ剃り負けにならない方法をシェアしていきたいと思います。
あくまでも「私はこうしている」というだけで、万人に共通する対処法ではないと思いますが、少なくとも現状を打破するためのヒントにはなるでしょう。
少し長くなりますが、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
ヒゲ剃り負け(カミソリ負け)の原因
肌は平面に見えて実は細かい隆起や凹みがたくさんあります。
そこにシェーバーの刃を滑らせると、肌の出っ張っている部分に傷がついてしまいます。
これがカミソリ負けの主な原因です。
また、ヒゲ剃り負けになりやすい人には、以下のような特徴があります。
- 敏感肌である
- 乾燥肌である
- 食生活が乱れている
- 睡眠不足である
- ストレス過多
- 化粧水・乳液等でスキンケアしていない
- 切れ味の悪い刃で剃っている
敏感肌や乾燥肌などは人によって個人差があるため対策を打つのは難しいですが、他の要素は自分の努力次第で変えられる部分もあると思います。
特に睡眠や食事といった生きていく上で欠かせない基本的なことが結構大切だったりしますので、しっかりと意識するようにしましょう。
ヒゲ剃り後のケアには「アフターシェーブローション」を使おう
タイトルには「治し方」なんて書いて皆さんを釣ってしまいましたが、基本的にヒゲ剃り負けを治す絶対的な方法というのは実は存在しません。(ごめんなさい)
ただし、結局のところヒゲ剃り負けというのは肌のダメージですので、肌を守るための対処をすることで、回復の兆しが見えてきます。
私の経験上、カミソリ負けのヒリヒリを一番簡単に緩和できるのは、ヒゲ剃りの後にアフターシェーブローション(化粧水)を使用することです。
実際に使ってみて、「効果あり」と思ったのは以下の化粧水です。
- NULLアフターシェーブローション(税込み5,073円)
- MONOVOヘアアフターシェーブローション(税込み4,620円)
- パイナップル豆乳ローション(税抜き2,500円)
NULLとMONOVOは値段的に結構高めですが、抑毛(ヒゲを薄くする)効果もあるので、結構オススメです。
金銭的に厳しい人はコスパ最強のパイナップル豆乳ローションを購入すれば間違い無いでしょう。
いずれも公式サイトで定期便を購入すると、1本あたりの価格がかなり安くなります。
実際の使用感・効果などより詳しい情報を知りたい方は以下の記事をどうぞ。

こんな時はどうする?ケース別ヒゲ剃り負け対処法
一口にヒゲ剃り負けといっても、剃った後に肌がヒリヒリするパターンや、血が出てきてしまう場合など、様々なパターンがあります。
簡単ではありますがケース別の対処法を書いていきますね。
ニキビが出来た時
ヒゲ剃りが原因でニキビが出来たのか、もともと出来ていたニキビがヒゲ剃りで悪化したのか、状況にもよりますが、ニキビにはニキビの薬を使いましょう。
ペアアクネクリームあたりがオススメです。
また、ヒゲ剃りの際は極力ニキビの部分を剃るのは控えた方が良いかもしれません。
赤み(肌荒れ)が出てきた時
ニキビとは似て非なるもの、これこそTHEヒゲ剃り負けという感じの赤みです。
冒頭にも書きましたが、私がT字カミソリを使用していた時期はこいつがしょっちゅう顔全体を覆いつくしていました。
が、これはさきほど紹介したアフターシェーブローションが一番効きます。
パイナップル豆乳ローションなんかがベストかもしれませんね。
出血した時
たまーにあるんですが、出血した時は、もはやヒゲ剃り負けというより「怪我」といった方が正確なので、この場合は恥ずかしいですが絆創膏を付けるしかありません。(笑)
ただ、ヒゲ剃りで出血してしまった場合、マキロンを沁み込ませたティッシュで数分間押さえているだけでカサブタが出来て血が止まることもありますので、人間の自然治癒で治すのもアリだと思います。
ヒゲ剃り負けを未然に防ぐ方法
さて、ここまではヒゲ剃り負けに「なってしまった後」の対処法を書いてきましたが、ここからは根本的にヒゲ剃り負けしない方法も考えていきましょう。
以前、電気シェーバーとT字カミソリどっちを使えばいいの?といった主旨の記事を書きましたが、その中で電気シェーバーは肌に優しく、T字はカミソリ負けしやすいということを言及しました。
実際、電気シェーバーを使いさえすれば、ヒゲ剃り負けすることはほとんど無くなります。
私の場合、6,000円程度の安い電気シェーバーなので極稀に肌がピリッとすることもありますが、それでもT字カミソリを使っていた頃とは比べ物にならないほど肌が綺麗になりました。
最強なのは、電気シェーバーでヒゲを剃ったあとに、前述したアフターシェーブローションを塗ることです。
これでヒゲ剃り負けすることは、ほぼ無くなります。
ヒゲ剃り負けを「治す」ことよりも、「未然に防ぐ」ことの方が、圧倒的に簡単に済みます。
ぜひ電気シェーバー、そしてアフターシェーブローションを試してみてください。
「脱毛」という最強の対処法
こういう考え方もあります。
いわゆる脱毛というやつですね。
お金はかかりますが、脱毛してしまえばヒゲを剃ることが無くなる=カミソリ負けとは永遠に無縁!ということになります。
脱毛には、大きく分けると
- 家庭用脱毛器を使用して自宅で脱毛
- 脱毛クリニック・サロンに通って脱毛
この2つの方法があります。
①だと、予算にして1万~7万円程度、②の場合は3万円以上といった感じですね。
中学・高校・大学生あたりだと金銭面が厳しいかもしれませんが、社会人ならいっそのこと脱毛してしまったほうが、長い目で見て時間も節約できますしお肌の調子もずっと良くなります。
もしヒゲ脱毛に興味がありましたら、ぜひ当サイトの他の記事にも目を通してみてください。



おわりに
ヒゲ剃り負けは、一度なってしまったらしばらくはそのヒリヒリに耐えなければなりません。
アフターシェーブローションやオロナイン軟膏を使えば、少し緩和されますが、やはり痛いものは痛いし、痒いものは痒い。
今後は、体調を整え、しっかりとしたシェーバーを使い、化粧水で保湿をすること=未然に防ぐことを意識して日々の生活を送るようにしてみてください。
最後まで読んでいていただき、ありがとうございました。