この記事では、ヒゲ脱毛をする際の肌の状態について解説していきます。
光脱毛やレーザー脱毛は、毛の黒い色素(メラニン色素)に反応して、毛根にダメージを与えるという仕組みです。
黒い色素に反応する…ということは、ヒゲに限った話ではなく、肌の色であったり、場合によってはニキビに反応してしまう可能性もあります。
ですから、脱毛の際には出来る限り肌の調子を整えてから臨む必要があります。
これだけでは少し説明不足ですので、「日焼け」「ニキビ」「肌荒れ」の3つの項目に分けて具体的に説明していきますね。
ヒゲ脱毛時の日焼けについて
脱毛をする際に最も注意しなければならないのが「日焼け」になります。
ニキビや肌荒れと違って、日焼けは(日焼け止めクリーム等で)確実に対策することが可能なので、カウンセリングの時にも「日焼けしないように」と念を押されます。
私がカウンセリングに行った湘南・ゴリラ・メンズリゼ・ドクターコバ、4院とも、日焼けに関しては「徹底的に対策してください」との説明を受けましたね。
特に湘南美容外科はめちゃくちゃ日焼けにシビアなようで、カウンセリング時には
との指示を受けたほどです。
また、湘南からいただいた「医療脱毛の説明書」には、以下のような注意書きが記されていました。
【施術を受けている機関は、日常的に日焼け止めを使用し屋外でのスポーツや海水浴、ゴルフ、スノーボードなどの日焼けする環境は避けてください。施術後に日焼けをすると色素沈着・色素脱失の原因となります。施術後に日焼け止めを使用する場合は専用クレンジングの必要無いものをご使用ください。】
湘南美容外科 『医療脱毛の説明書』より引用
とにかく、レーザー脱毛をする際にはUVケアが最重要、というのが各クリニック共通の認識みたいです。
ヒゲ脱毛時のニキビについて
ニキビの有りor無しは、個人差があるのでそこまで厳しく指摘されることはありません。
ただ、あまりにもニキビが多いようだと照射が中止されることもあるようです。
ニキビは基本的に黒い色素が少ないですが、保湿ケアを適切にやらないとニキビ跡となり、いつの間にか黒ずんでいってしまうこともあります。
また、脱毛前のニキビとは別に、脱毛の後にニキビのようなものが出来てしまうことも稀にありますが、それはニキビではなく毛嚢炎という炎症の一種の可能性が高いです。
毛嚢炎は、光やレーザーの熱によって毛包が傷つき、肌の常在菌であるブドウ球菌に感染することで発症します。
毛嚢炎が出来てしまった場合は、直ちに施術を受けたクリニックに相談しましょう。
脱毛クリニックは医療機関なので、すぐに毛嚢炎用の薬を処方してくれるはずです。
ヒゲ脱毛後の注意点と肌荒れについて
ヒゲ脱毛の後は、しばらく肌に赤みが出てきて、イメージとしては重度のカミソリ負けのような肌荒れ状態が続きます。
また、レーザーの熱によって肌の水分量が少なくなり、乾燥やかゆみを生じることがあります。
対策としては、化粧水や乳液を使用し保湿ケアを行うことで、乾燥やかゆみを防ぐだけでなく、肌が柔らかくなり、次の施術時に効果的な脱毛が行えます。
クリニックによっては、脱毛後の肌のケアもオプション(別料金)でついていることがあります。
が、あれはめちゃくちゃ高いのでやめておきましょう。ぼったくりです。
自分自身で可能な限りの保湿ケアを試みましょう。それでもなお肌の状態が悪い場合は、クリニックの医師に相談してください。
ヒゲ脱毛後の肌荒れに関しては、後に投稿する私の脱毛体験談にも写真を載せていこうと思っています。
更新まで今しばらくお待ちください。
おわりに
今回はヒゲ脱毛時の肌の状態について解説してみました。
男性の場合、女性に比べて肌の状態には鈍感な人が多い印象がありますが、脱毛をする際には積極的にケアをするように心がけましょう。
具体的には、以下の通り。
①ヒゲ剃りを適切に行うこと(できれば電動シェーバー)
②日焼けを未然に防ぐこと
③毎日の保湿ケア(化粧水・乳液)を欠かさないこと
この3つを念頭に入れておけば、大きな失敗をすることは無いと思います。
無料カウンセリングに行けばこれらの説明は受けると思いますが、今一度しっかり確認しておきましょうね。